こんにちは。年齢と二人三脚しながら、旬の食材で美味しいお食事を楽しむ「口福」、カラダを気持ち良く動かす「スッキリボディ」。そんな、からだの内側と外側両面からの「美」を考える、まさとみようこです。
「かぜを引いたら、キレイに治す。」ということで、我が家は夕飯に、かぜ完治に効くメニューを作りました。
かぜを引いてしまった時や、かぜ引きそうだなぁという時に食べたい食材選びのポイントは3つ。
(1)胃に負担なく消化の良い食材
(2)カラダを温める食材
(3)のどの痛みなど邪気を払ってクールダウンする食材
この3つを兼ね備えているオススメ食材が「かぶ」と「本葛粉」。
かぶの効能はというと・・・・・
五臓を補い、お腹を温めてくれます。また、消化がとても良く、気巡りを整えてカラダの上にあがった気を下す作用があり、熱を下げてくれます。
本葛粉の効能はというと・・・・・
解熱や発汗効果が非常に高く、ぞくぞくっとしたかぜの初期症状や、のどの炎症などのかぜの邪気を払い、熱を下げてくれる、かぜを引きたくないときの強い味方です。しかも、カサカサ状態のお肌も潤い肌へと導いてくれる、頼りになる食材なのです!
かぶ料理のレシピは、 【塩レモンの浅漬け】 【かぶのちりめん山椒和え】など、以前ご紹介いたしました。
本葛粉を使ったレシピは、 【本葛と鶏肉のクリームシチュー】 【本葛の麻婆茄子】 【とろとろ絹豆腐の麻婆豆腐】 【かぼちゃの葛ようかん】 【白い胡麻豆腐】などなど、いろいろありますが。
かぶを主役にした葛料理の中でも、特にオススメなのが「かぶとひき肉の葛あんかけ」です。
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今回の主役である「かぶ」。超特大サイズの聖護院かぶを調理しました!
【かぶとひき肉の葛あんかけ】
材料 2~3人分
かぶ……400g
ひき肉(合挽き)……150g
しいたけ……2枚
すりおろし生姜……大さじ1
陳皮酒……大さじ5
みりん……大さじ3
醤油……大さじ3
アガベシロップ……大さじ1
本葛粉……10g
水……大さじ3
作り方
(1)かぶは皮ごとひと口大の大きさにカットする。
(2)椎茸は5mm角にカットする。
(3)鍋にひき肉、すりおろし生姜、椎茸を入れ、フタをして弱火で加熱する。
(4)ひき肉に火が入ったら、かぶを入れて軽く炒める。
(5)陳皮酒、みりん、醤油、アガベシロップを入れ、落としぶたをして弱火で煮る。
(6)かぶに味がしみ込んだら、水でよく溶いた本葛粉を回し入れ、本葛粉にしっかり火が入って透明になり、とろみがついたら火を止め、器に盛って召し上がれ!
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まさとみ’sポイントは3つ。
ひとつ目:かぶは皮ごと調理!
まさとみ式は「まるごと食べる」主義。かぶも皮ごと調理します。歯ごたえアップで食べ過ぎ予防のダイエット効果と同時に、煮崩れ防止でキレイに仕上がります。
ふたつ目:油分はひき肉のみ!
ひき肉の油分と椎茸の水分で、焦げ付くことなくキレイに蒸し焼きできます。弱火でじっくり加熱するのがポイントです。
みっつ目:本葛粉でかぜ&乾燥対策!
かぜっぴきの時の強い味方、本葛粉でとろみをつけるのがポイント。
かぜを引いたり、体調を崩している時は、内臓の働きがダウンしています。だからこそ、【かぶとひき肉の葛あんかけ】のようなカラダを温めて消化の良いお料理を食べることが、完治の近道。
「口福感」を味わいながら美味しく食べ、足元をポカポカにして、ぐっすり眠り、かぜ完治&かぜをひかないように過ごしましょうね!
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