誰もが思う「美味しい」とは?

こんにちは。世の中から病気を無くしたいという思いで立ち上げた「病気ゼロプロジェクト」、5色の旬食材で作るアンチエイジング料理「和美膳」主宰、まさとみようこです。

シルバーウィークも最終日。10月もいよいよ後半戦ですね。

紅葉始まる磐梯山を眺めての朝食

紅葉始まる磐梯山を眺めての朝食

今年に入り、新メニューの監修をさせて頂いたり、魅力あふれる県のアピールをお手伝いさせて頂いたり。お仕事の幅が広がり、素晴らしいご縁に感謝しております。

先日、取材で足を運び、宿泊した裏磐梯高原ホテル。最高のおもてなしでした。紅葉の始まった磐梯山を眺めながらの朝食。足を運ばなければ味わえない最高の「おもてなし」を五感で体感させて頂きました。この素晴らしい経験は、仕事でご恩返しできたらと思っております。

国内のみならず、海外視察へ足を運ぶ機会も増えました。ドバイ、アメリカ西海岸、シンガポール視察。昨年、フランスを北から南へと横断した時に体感した「和食に対する関心の高さ」は、ドバイ、LA、サンタモニカ、シンガポール。どこへ行っても体感しました。

その中で目の当りにしたのが「味覚の好み」。特に、スイーツに関しては顕著です。

東洋医学では、五味の中でも、「甘味」はストレスを緩和し、エネルギーを生み出し、滋養強壮効果が高いといわれています。

先日のイベントにて、新商品スイーツをお客様に試食頂いたのですが。東京チームには「甘すぎるのでは!?」と感じたものが、ご試食下さるその土地の方々には「とっても甘くて美味しい」という評価。

さらに、東京チームの「これは程よい甘さで美味しい」と感じたものは、なんと「味がしない」という方もいたほど!

東北地方の冬の厳しい寒さは、都内で暮らす人間には想像ができないくらいの厳しさだと聞きます。そんな極寒の状態は、カラダにとっては非常にストレス。寒さを乗り切るため、ガツンと甘~い味付けが好まれるですね。

対して、海外での和スイーツの評価。気になりますよね。特に、スイーツは生活の一部になっている東南アジア圏での、和スイーツの評価はいかほどなのでしょうか。

シンガポールで日本の物産展を取り仕切っていらっしゃる企業の方にインタビューさせて頂いたからこそ分かった、現地での評価。

和スイーツの代表である「餡」。甘いものが大好きといわれている東南アジアの方々にとっては、日本のお饅頭やあんこのスイーツは「甘すぎる!」と敬遠されているんだとか!

その理由は、甘いお茶と一緒に食べるスイーツとしては、甘すぎるから。抹茶スイーツが人気なのも、ほろ苦さが甘いお茶との相性が抜群だからとのこと。

シンガポールでは、薬膳料理が身近になっており、滋養強壮は食事で摂取するのが主流。

和食がユネスコ無形文化遺産に登録された今、世界標準となる和スイーツが作れたらなぁと思っております。さて、どんな食材を軸にして作っていきましょうか。あれやこれや、試行錯誤しておりますが。完成が楽しみです。

朝晩の冷え込みがますます厳しくなっております。乾燥対策、冷え対策をして、10月後半もご機嫌にお過ごしくださいませ。


まさとみようこ著「5色の食材で作るアンチエイジングレシピ」(双葉社)

◆まさとみようこレシピ監修「家族のきずなを深める 四季の行事レシピ」(双葉社)

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