酷暑バテ予防の最強フード「スイカ」の効果的な食べ方

毎日体温と同じくらいの気温上昇で、酷暑疲れの方が多いのでは!? 昨晩の熱帯夜の状態で、今日も朝から蒸し蒸し暑く、サウナ状態の昼下がり。カラダが悲鳴を上げていますよね。

酷暑を乗り切るパワーフード「スイカ」!

酷暑を乗り切るパワーフード「スイカ」!

『この酷暑を制するものこそ、病気ゼロライフを制する!』のです!

病気ゼロの第一歩は「日常生活の、ほんの少しの‘意識’」から。

5色の旬食材で作るアンチエイジングレシピ『和美膳』主宰より、今日は酷暑バテ予防に効果的な赤色食材の代表選手「スイカ」についてご紹介しますね。

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夏が旬であることはもちろんですが。今日のような、朝から強烈な紫外線とアスファルトからの熱気のW攻撃で身動きがとれないくらい暑い時、「スイカ食べたい!」と思うのは、カラダからのSOS信号なのです。

強烈な蒸し暑さでは、血圧は上昇傾向になります。しかも、汗でどんどんカラダの水分が放出してしまうので、ドロドロ血になりやすく、脳こうそくや心筋梗塞といった血管系疾患で緊急搬送される方が急増します。

漢方でいうところ、五臓の中でも血巡りを司る「心」への負担は想像以上に大きいのです!

血巡りは滞ってもダメですし、巡りすぎてもダメ。バランスのとれた中庸(ちゅうよう)と呼ばれる状態がベストなのです。

カラダに熱がこもって血巡りバランスが乱れやすいこの時期にこそ食べたいのが、「心」の働きを整えてくれる赤色食材の「スイカ」。

カラダにこもった熱を排出させる「白虎湯(びゃっことう)」(甘草・石膏・粳米・知母)という漢方薬があるのですが。スイカはこれひとつで、白虎湯と同じ働きをしてくれる、スーパーフードなのです!

しかも! 白虎湯の場合、主成分である「甘草」は大量摂取すると副作用で「むくみ」がでる場合があるといわれていますが。

スイカは血巡りを整えて、カラダの隅々に滞ったものを巡らせて外へと運ぶ働きをサポートすると同時に、膀胱の働きをアップさせ、むくみをリセットする効果が高いのです!

なにしろ、薬と違い、食材ですから、副作用など気にせず美味しく召し上がって頂けます♪

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そんな、酷暑のこの時期にこそ食べたいスイカ。せっかく食べるからには、美味しく食べるのはもちろん、もっともっとカラダが喜ぶ食べ方をしたいですよね。

さて、みなさま。一番美味しい「スイカ」の食べ方って、どんな食べ方だと思いますか?

「冷蔵庫でキンキンに冷やした状態で、塩をかけて食べる!」

今まで、いろんな方に「いつもどうやってスイカを食べますか?」と聞いておりますが。食べる直前まで、冷蔵庫でキンキンに冷やしておく方が99%。

が。薬膳の師匠である劉梅(リュウメイ)先生だけは「スイカを冷やして食べるなんて、絶対ダメ!」派。

「天然の白虎湯であるスイカを冷蔵庫で冷やして食べたら、胃腸が一気に冷やされて、夏の下痢になってしまいますよ!」

つまり。カラダが喜ぶスイカの食べ方の最も重要なポイントは「冷やしすぎない」こと。

キンキンに冷やしたスイカを食べて内臓が冷えてしまうと、体温そのものが下がり、免疫力も下がってしまい、酷暑を乗り切ることができません。

病気ゼロの生活には「冷え」はご法度! スイカだけでなく、氷たっぷりのジュースやアイスクリームなどを積極的に食べている方は厳重注意!

外でたっぷり汗を流し、エアコンの効いた室内でカラダを外側から冷やされた状態だけでも、夏かぜをひく要因にもかかわらず。冷たいものをせっせと摂っていたら、カラダが冷えまくって免疫力は急降下してしまいます。

夏の過ごし方をちょっと意識するだけで、病気ゼロライフを手に入れることが可能なのです!

5色の旬食材で作るアンチエイジングレシピ『和美膳』主宰としては、この時期のオススメ食材である「スイカ」。食べる30分前に冷蔵庫から出しておいてから、召し上がって頂く食べ方を推奨いたします。

こまめな水分補給。そして、冷やしすぎないお食事を意識頂き、今日も口福で健康な休日をお過ごしになって下さいませ!


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