年齢と二人三脚しながら、カラダの内側「食」とカラダの外側「ストレッチ・ボディバランス」の両面からご機嫌ボディを考える、まさとみようこです。
先週の23日土曜日に開催した食アドバイスで紹介した「冬瓜とコーンの潤いスープ」。これが大人はもちろんのこと、お母さんに抱っこされた赤ちゃんに至るまで、もりもり食べてくれるほど、大好評でした!!
薬膳といったら、冬瓜にはとうもろこし。という組み合わせはよくあるのですが。お肉と一緒にゴロゴロの状態で煮たスープにする場合が多いです。
今回、冬瓜レシピを作るにあたって、冬瓜と梅干の組み合わせなど、いろいろ試行錯誤しましたが。冬瓜とコーンをポタージュ状にした潤いスープがベストでした。
というのも。とうもろこしって胃腸やカラダの水回りを整える「脾」の働きを整える効果があるのですが。粒状のままだと、あまり消化が良くないので、酷暑続きで疲れた胃腸で消化するのはちょっと難しい……。
そこで、ハンドミキサーでポタージュ状に仕上げました!
今回の食アドバイスに足をお運び下さった方は、お子様と一緒のお母さんやおばあちゃまが多く、中でも、「子供に安心して食べさせることができるわ」と、抱っこしている赤ちゃんと一緒に食べて下さったお母さんもいらっしゃいました。
「いつも食べるコーンスープよりも美味しい♪♪」と、もりもりスープを食べてくれるお子さんの反応も、とっても嬉しかったです。
潤いスープを美味しく仕上げるコツは2つ。
まず、玉ねぎをしっかり炒めて、甘味と旨味とコクを出すこと。玉ねぎは、繊維とは垂直に薄くスライスするのもポイント!
2つ目のポイントは、とうもろこしの芯も一緒にコトコト煮込むこと。とうもろこしの芯から旨味が染み出るので、包丁で粒を外したとうもろこしの芯を捨てることなく、スープのダシ用に使います。
ちなみに。とうもろこしの炊き込みご飯を作る時も、外した粒と一緒にとうもろこしの芯も入れて炊くと、とっても美味しく仕上がります。
冬瓜とコーンの潤いスープの味付けは非常にシンプルで、昆布粉末と塩のみ!
ハンディーミキサーがあれば、お鍋のままスープを完成させることができるので、洗い物も増えることなく、とっても便利です。
今回は冷やして冷製スープとしてご試食頂きました。
まだまだ残暑厳しいこの時期、よ~く冷やして飲んで、カラダの中をクールダウンすれば、熱中症予防は万全です。
エアコンの部屋ばかりで過ごして、カラダだだるかったり、冷えたり、不調を感じている時には、温かいスープとして飲んで頂くと、胃腸に負担が掛かることなく、潤いを与えながらカラダを温めることができるので、オススメです。
「冬瓜ってほかに食べ方はないの?」
この質問も、今回たくさん頂戴しました。
みなさん、煮浸しにして、冷やして食べたり、かにやホタテ缶を使ったあんかけを作るメニューが多いようでした。
我が家で好評の冬瓜レシピは、ナスと冬瓜の味噌炒め。味付けは、味噌、甜菜糖、日本酒、豆板醤。仕上げに青じその千切りを加えます。
「冬瓜って冬の文字が入っているけど、本当に夏が旬なの?」
この質問もたくさんいただきました。
冬瓜の皮ってものすごく硬く頑丈にできています。このしっかりとした皮のお蔭で、冬瓜の鮮度が保たれ、なんと冬まで保存できてしまうくらいなのです!
そんな、冬まで保存できるくらい長持ちする瓜こそ、冬瓜。
名前の由来を知ると、猛烈に硬~い皮に納得します。
今回も、みなさんから「美味しい」という嬉しいお言葉と「幸せの笑顔」をたくさん頂きました。どうもありがとうございます。
イベント開催にご尽力くださったスタッフの皆様、本当にありがとうございます。
詳しいレシピは東急百貨店本店HP内で連載中の「まさとみ食アドバイス」をご覧になって下さいませ。
あなたの家族の幸せな笑顔を想像しながら、ぜひ「冬瓜とコーンの潤いスープ」を作ってみて下さいね!
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